Aフローリングの正しい張り方!
基礎工事@(下地作り)!
初めに基礎を組みます。
畳をはがすと板が敷き詰められています。その場合その上に直接、根太を釘またはビスで打ち付けていきましょう。この場合は『基礎工事A(根太張り)!」に進んでください。
※基礎からやり直す場合は、板をはがし既存の基礎は触らないようにしましょう。素人が案に取り除くと家が傾くこともありますのでご注意ください。
既存基礎の横に等間隔(900o)に大引き(90センチ角〜150センチ角)を地面から図のように金物を取りてけるとよいでしょう。
(金物はホームセンターなどで手に入ります。)既設の基礎の横に組んでいきますので、家の基礎の強度が増します。
※注)必ず水平機などで、水平を確認しましょう。
基礎工事A(根太張り)!
根太(ネダ)工事!
根太は、450o間隔ではっていくとよいでしょう。強度はこれで十分ですが、より強固なものにするには303o間隔ではるとよいでしょう。
後でコンパネやフローリングを貼る際にこの間隔で貼っていると材料が900(915)o幅感覚のものが多いので非常に楽です。
※注)最終的に仕上げに使うフローリング+コンパネ(捨て貼り)の厚みを引いた高さで根太を仕上げましょう。
例)仕上がり寸法−[15o(フローリング材厚み)+12o(コンパネの厚み)]=根太仕上げ高さ
ここで確り高さを調整しておかないと仕上げのとき苦労します。
高さを調整する方法は、
A,高さが足りない場合=大引きと根太の間に根太を薄くスライスした物を作り木工用ボンドで固定し根太ごと釘止めします。
B,高さが高い場合は大引きと根太の接合部分をノミなどで削り取り高さ調整をしてください。
基礎工事B(断熱材)!
底冷えを防ぐために!
根太と根太の間に引きつめていくだけです。図のような発砲プラスチック系の断熱材の場合、軽量でカッターなどで簡単に加工できホームセンタでも手に入ります。
断熱材は冬季の寒さ対策には大変効果があります。夏は断熱材で冷暖房コストが下がります。今後のランニングコストを考えれば、この機会に入れておきましょう。
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女性でも張れるフローリング
床材の張り方
床材の張り方
コンパネ張り!(捨て貼り)
仕上げ寸法の高さや場合によってはこの工程は省いても問題ありませんが、この工程を行うことにより後の作業は非常に楽になります。
あまり神経質に貼らなくても大丈夫です多少の隙間位は御愛嬌!見えるところではありません。
フローリング張り!仕上げ
一番肝心な仕上げ作業です。化粧板仕上げ材の使用ですので、慎重に貼っていきましょう。
ブルーシートや養生シートを張り終えたところから保護していきましょう。
部屋の角が90度に成っていなく貼り終えてからずいぶん歪んでいると気づくこともあるでしょう。
できるだけ90度に近い角を探しそこからはっていくとあまり気に成りませんよ。
完成!フローリング貼り終了
☆いよいよ完成です!
☆うまく貼れましたか?
☆楽しく作業できました?
☆気持ちよく生活できますね!
☆今度は壁にも挑戦してみてください!
☆どうしてもうまく貼れないときは、二宮技工にご相談ください。
最後にもうひと手間!
部屋の奥から出入り口に向かい写真のように塗っていきましょう!
合板フローリングの場合は、市販の専用ワックスを2度塗りしてください。
無垢材で塗装をしていない場合
お手入れ方法(無塗装)
無塗装のフローリングは非常に汚れやすく、汚れが付くと落ちにくい状態にあります。
末長くお使いいただくためにも、ご使用前に、無垢材に合った塗料を塗装してください。
溶剤を使わない自然素材100%油性塗料や自然塗料・蜜蝋があります。
無垢材・合板材共通の普段のお手入れ(お掃除)方法
日常的なお手入れは、掃除機がけと乾いた雑巾での乾拭きが基本です。
普段のお手入れのポイントは、大量の水を含んだ雑巾を使用しないでください。。
木が水分を吸収してしまい、表面の毛羽立ちや白濁、あばれの原因になりかねません。
水拭きをする場合は、しっかりと絞った雑巾で拭くようにご注意ください。
楽しい住空間を!